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イマーシブシアターに荒木山ライトアップ。日常を非日常空間へと変える「YohaS 2021」のトータル・ディレクション。

2021年7月6日〜10日にかけて、千葉市中央区にある千葉公園において、「YohaS 2021」が開催されています。今や千葉公園において1番の動員数を誇るイベントに成長した「YohaS」は2018年から毎年開催され、レインカラーズはスタート当初からイベントのトータル・ディレクションを行っています。

▲YohaS 2021において千葉公園内に設置されたステージで展開される「イマーシブシアター」のPR映像。

YohaSは毎年、千葉公園内にある「綿打池」に水上ステージを浮かべてステージを展開したり、蓮華亭と呼ばれる建物中で天井にプロジェクションマッピングを行うなど、そういった企画を軸に開催されてきましたが、今年はコロナ禍ということもあり、イベントのテーマを「silent LIPS」に設定し、オーディエンスが静かに耳を澄ませて聴くイベントにするべく、公園内6箇所のステージでのイマーシブシアターと、公園を非日常空間に変えるSun Effects社監修のライティングアートを軸とした企画となりました。

イマーシブシアターは元シルク・ドゥ・ソレイユの熊谷拓明氏が演出を担当

▲千葉公園内随所に設けられたステージで展開されるイマーシブシアター。オリジナルダンス劇「夜ハスな人々」の様子。

千葉公園内には合計6箇所にステージを設置。設置というよりも、公園に元々ある施設をステージとして活用する、と言った方が正しいのですが、日常の空間の中に突然ステージを登場させるという演出となっています。

イマーシブシアターというのはまだ馴染みのない言葉ですが、エンターテインメントの本場・アメリカではファンから強烈的な支持を集める演劇のスタイルです。今回このイマーシブシアターの演出を担当したのは、元シルク・ドゥ・ソレイユの熊谷拓明氏。

公園内6箇所のステージのうち、5回の公演を5箇所で、最終公演を別の箇所に設けられた最終ステージで行うというスタイルで、オーディエンスはぐるぐると周遊しながら公演を楽しめるようになっています。また、日没後には公演のライティングアートが全面に広がり、まさに、素敵空間となります。

ライトアップにより日常の公園が非日常空間に

公園はライトアップも施され、まさに非日常空間が広がっています。日没後に突然「いつもの公園がいつもの公園ではなくなる」という体験がもたらされます。まさに、エンターテインメントの本質をここに見ることができると言っても過言ではありません。

▲千葉公園にある「荒木山」と呼ばれる山から右手に蓮華亭を望む。池の水面に反射するライトアップが美しい。

▲池には美しくライトアップされた舟がこぎ出され、綿打池の風景の荘厳さをさらに後押ししている

▲イベントにはカップルをはじめ、多くの家族連れがソーシャルディスタンスを保って参加した

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